社会医療法人 共愛会

広報誌『しおかぜ』2018年夏号

社会医療法人 共愛会広報誌 しおかぜ 2018年夏号

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表紙の作品作者

とばたクリニックが、新しく生まれ変わりました

『戸畑共立病院 健診センター』
 とばたクリニックは平成14年に「医療法人共愛会戸畑病院」として開設。移転と数度の名称変更を経て平成20年に現在の「とばたクリニック」となりました。主に健康診断や女性健診「レディック」、メディカルフィットネスの運営など、予防医療の分野を担ってまいりましたがこの度、平成30年6月1日より「戸畑共立病院 健診センター」へ生まれ変わりました。
 名称通り戸畑共立病院の一員として、従来通り健康診断や女性健診「レディック」、メディカルフィットネスの運営に加え、新しく小児科・小児外科の診療を6月18日より開始いたしました。それにともない、健診フロアが1階から2階へ移動になりました。
 これまで以上に受診者に寄り添った健康診断を提供できるよう、スタッフ一同努力してまいります。

戸畑共立病院 健診センター1階に小児科・小児外科OPEN!!

 ご家族と共にお子さんの成長を見守っていきます。
 平成30年6月18日より、戸畑共立病院健診センター1階で小児科・小児外科の診療を開始しました。小児科では風邪や腹痛などの日常疾患を、小児外科では鼠径ヘルニアや腸重積などの外科疾患を扱い、外来診療が主になります。
 私は、約40年間小児医療に携わった後、直近の2年間は療養型病院で高齢者医療を行っていましたが、再度小児医療に携わりたいという思いが強くなり、こちらでお世話になることになりました。
 地域に寄り添い、地域医療に貢献できますよう努力してまいります。

診  療: 月・水・金 午前と午後
診療時間: 午前9:00~12:00 午後13:30~16:30

健診センターのフロア案内

当院での北九州市子宮頸がん検診の実施は終了しました
施設名称の変更に伴い平成30年5月31日をもちまして、当院での北九州市子宮頸がん検診の実施を終了いたしました。なお、通常の子宮頸がん検診は引き続き行っております。

戸畑共立病院 健診センター
〒804-0092 北九州市戸畑区小芝2丁目5番1号
お問い合わせ
TEL.093-871-6025

認定看護師からのmessge ~伝えたいこと~

戸畑共立病院 看護部
救急看護認定看護師
渡壁 忍

熱中症について。

暑さが増々厳しくなるこれからの時期、熱中症の患者さまが増えてきます。

熱中症を引き起こす3つの要因

「環 境」…気温が高い、湿度が高い、風が弱い、急に暑くなったなど
「からだ」…高齢者や乳幼児、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、熱い環境に体が十分に対応できないことなど
「行 動」…長時間の屋外作業・レクレーション、水分補給できない状況、激しい筋肉運動や慣れない運動など

人間の身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっており、体温調節が自然と行われます。体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱がたまってしまいます。このような状態が熱中症です。

熱中症を予防するには?

涼しい服装を心がけ、こまめに水分・塩分補給をしましょう。
衣服は、麻や綿など通気性のよい生地を選びましょう。
出かけるときは水筒などでいつも飲み物を持ち歩き、気づいたときにすぐに水分補給できるようにしましょう。

徐々に体を暑さになれされる。

こまめに休憩をとり、無理をしないようにしましょう。
なるべく日陰を選んで歩いたり、日陰で活動するようにしましょう。

「室内を」涼しくする。

部屋の風通しを良くしましょう。エアコンや扇風機を上手に利用しましょう。
室内でも熱中症になります。「この程度の暑さなら大丈夫」とガマンしてはいけません。

若年者はスポーツ、中壮年は暑い環境での仕事、高齢者は日常生活での発症が多いようです。暑いと感じるときは、無理をせず、十分な休息とこまめな水分・塩分補給を行いましょう。

スタッフレポート

藤原 未奈さん
戸畑共立病院/栄養科 管理栄養士

心遣いと気配りと。
患者さま一人ひとりへもっと寄り添う栄養管理を

 私は整形外科と、泌尿器科の担当栄養士として回診やカンファレンスに参加し、患者さまの病態に沿った食事調整や、栄養指導を行い在宅支援に繋げています。特に栄養不足のリスクが高い患者さまには栄養サポートチーム(NST)が介入し、食形態や栄養補給の方法が適切かを検討します。食欲不振の方に対してはその原因を見つけ出し、摂取量の増加や栄養状態が改善できるようにサポートをしています。
急性期病院で病棟常駐の管理栄養士がいる病院は多くありません。病棟にいるからこそ医師や看護師、その他専門職との密な連携が取れ、細やかな栄養サポートが可能になっていると思います。
患者さま一人ひとりへもっと寄り添い、これからも個々の食の悩みと取り組む努力をしてまいります。

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