平成30年7月豪雨災害の支援のため、福岡県医師会JMATとして7月19日より22日までの4日間、岡山県倉敷市真備町の医療支援に参加させて頂きました。それらの活動で感じたことをご報告したいと思います
真備町はご存知のとおり、河川氾濫により街の多くが浸水してしまった町でした。病院、医院も多くは水没しており、いまだ再開できていない状態でした。初日は呉妹(くれせ)救護所にて活動しました。尾崎地区にある唯一の診療所である、呉妹診療所が水没で壊滅的な状態となっており、診療継続は不可能な状態でした。その為駐車場スペースにテントを張り、救護所兼仮診療所が設営されていました。
20日からの3日間は支援物資の物流拠点である真備総合公園の体育館に併設された救護所にて活動しました。
全体的には大きな問題はなく活動終了し、次部隊である愛知県医師会JMATに引き継ぐことができました。体調不良や事故なく全ての活動終了できほっとしております。その後は徐々に地域医療に返すべく、岡山県JMAT、日赤に引き継ぐこととなりました。
今までの研修、訓練などでできた人間関係が、本部や他チームとの連携含め、安全管理の面においても非常に役に立ちました。災害時は人と人とのつながり、絆が重要であり、いつもの顔の見える関係が大事であることを改めて痛感しました。
今後も戸畑共立病院は社会医療法人として、災害拠点病院としてこういった支援活動を率先して行えるよう頑張っていきますので今後もご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。