11月19日(火)に2024年度医療従事者研修会「緩和ケアに関わる医療従事者の集い」を開催いたしました。
医療現場に宗教者が関わる意義 ~お坊さんが出会った終末期医療~ のテーマで、浄土真宗本願寺派 永明寺 松崎智海先生に講演をしていただきました。
仏教とは、繰り返される苦しみから離れるための教えであり、苦しみというのは終わりがないことを学びました。
また、仏教は生きている苦しみを緩和してくれるためにあるということ、困難は工夫で解決できるが、苦悩は工夫では解決できないことなど知り考える時間となりました。
「死を体験してみる」というワークショップに参加し、普段あまり考える事のない自分自身の大切なものに気づくことができました。
医療者として、患者様・ご家族が何を大切にしながら過ごされているか、心情を考えながら日々のより良い医療・ケアを提供していきたいと思います。