社会医療法人 共愛会

2023年度 看護師特定行為研修修了式

約 3 分

令和6年3月2日に修了式を開催しました。本年度から開講した、2 つのパッケージ「在宅・慢性期領域」8 名「術中麻酔管理領域」2 名と区分別科目「透析管理関連」1 名、また、従来開講している区分科目、「動脈血液ガス分析関連」「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」「栄養に係るカテーテル管理」をそれぞれ選択した研修生 6 名計 17 名が修了証書を授与されました。今村院長より励ましのお言葉を頂戴し素晴らしい式典となりました。これから、手順書のもと看護師特定行為の実践となります。看護師特定行為事務局としても修了生が活躍できるよう支援を続けていきたいと思います。修了生の今後の活躍に期待しています。

今村院長からの修了証書授与

今村院長挨拶

 

修了生からのあいさつ

春まだ浅く、空気にも冷たさが感じられる日々が続いております。
本日はお忙しいなかこのような式を取り行って下さり心よりお礼申し上げます。看護師特定行為研修 修了式にあたり研修生代表としてここにお礼とご挨拶を申し上げます。
私は、研修を通して、小児~成人まで病期や病棟を越えた特定行為実習を行う事ができました。特定看護師が病棟や診療部門を超えて診療や処置を行うことは患者の身体的、心理的変化をタイムリーに捉えることができ患者や家族の精神的、社会的側面への支援、他職種との連携など果たす役割が多いということを認識しました。
また、今年は医師の働き方改革がスタートする年でもあります。自施設では特定行為に対する認知度が低く、私がこの研修を終えると認定看護師 B 過程取得看護師を除き、最初の特定看護師となります。今までクリティカルケア領域で培った臨床推論と今回の教育課程で獲得した技術・学びを活用し、看護師ならではの観察力や勘、ヒーリング力、行動力を活かした活動を行い、認知度の向上を目指すとともに、更に自己研鑽に励みチーム医療の発展と働き方改革の推進に努めていきたいと考えています。
私たち6期生はそれぞれの目標を持ちこの特定行為研修に参加しました。家族や職場の同僚の理解や支え、研修生同士の支え合いのおかげで本日を迎えることができました。これから私たちは特定看護師としてそれぞれの職場や地域で高度なケアを行い貢献していくこととなります。支えて頂いた多くの方への感謝を忘れず、研修で学んだ医学と看護の視点から治療と生活の支援を行い、チーム医療・地域医療に貢献していきたいと思います。
終わりに、本日までご指導してくださいました諸先生方、事務局の皆様には多くの御高配を賜りましたことに研修生一同心より御礼申し上げます。本日ご列席の皆様の今後のご健勝とご活躍並びに社会医療法人共愛会のますますのご発展をお祈りいたしまして感謝の言葉とさせて頂きます。

令和6年3月2日 修了生代表 西村亜美