8月31日に戸畑共立病院で「アドバンス ケア プランニング」と「一言日記帳」についての研修会を行いました。
アドバンス ケア プランニングとは、将来の変化に備え、患者とその家族や近しい人、医療従事者が、医療及びケアについて繰り返し話し合う過程をいいます。福岡県がん対策推進協議会が作成した一言日記帳にも「わたしが大切にしたいこと」を記載するページがあり、今回の研修では、もしもの時に備えて自分の思いを記録に残しておく必要性があることを学びました。
当院のアドバンス ケア プランニングのポスターには「希望や思いは、時間の経過や健康状態によっても変化していくものです。元気な時、状況が変わるたびにご家族と一緒に考えてみませんか?」と記載されています。私達医療従事者もアドバンス ケア プランニングについて理解し、もしもの時に備えて一緒に考えていけるように取り組んでいきたいと思います。
外来待合室に持ち帰り用の冊子を置いていますので、人生会議のきっかけに活用していただけたら幸いです。