2020年4月1日に着任しました丸山祐二と申します。これまで消化器内科医や一般内科医として救急から在宅まで診療して参りました。
戸畑共立病院ではがん治療センターの一員として、がん診療に携わる事になりました。専門は腫瘍内科医で、がんという病気に総合的かつ全般的に対応致します。腫瘍内科医は、「がん」診断のための検査やがんの相談といった事から、診断を受けてからの治療の方法を患者様お一人お一人と一緒に考える立場にあります。
「がん」は慢性疾患と言われます。がんという病気は残念ながら再発の可能性がゼロではありません。また一度、がんに罹患した患者様において、別の癌に罹る可能性(二次癌、異時性癌)もより高いと言われています。
現在、治療法の発達により以前と比べて、がんの治療期間も長くなる傾向にあります。そのため、がんという病気には長い目で付き合っていく事が必要になります。腫瘍内科医の主な役割に抗がん剤による治療があり、近年、新薬が増えており、さらに専門的な対応が求められています。最新の知見、情報を元に対処致します。治療に伴い生じてくる副作用への対応や、がんによる症状、元々かかっている高血圧や糖尿病と言った病気も含めて内科医として相談、対応して参ります。病状によっては、体調などに応じて緩和ケアへの対応も支援致します。
患者様、一人一人に寄り添った医療を心がけて参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します