山口県内で大規模地震が発生した想定で、災害派遣医療チーム(DMAT)及び関係機関の緊密な連携強化を目的とした訓練となっております。
今回初の試みとして中国地区の訓練に北九州のDMAT3隊の派遣要請があり当院もその1隊として参加。
活動拠点本部の指示で、我々の隊(医師1名・看護師1名・業務調整員2名)はJRの脱線事故現場に向かい救護活動を行いました。到着した現場は、警察、消防、救急、JR職員との合同訓練で、実災害さながらの緊張感に包まれており、現場は混乱状態。
我々は到着後、すぐに指揮所で現状把握を行ったのち、当院医師の指示で各隊員が迅速に救護にあたりました。
日々のチームワーク、的確な指示により混乱した現場は徐々に落ち着きを取り戻し、無事に訓練を終えることが出来ました。
今回、実災害さながらの訓練でとても充実し、各隊員のスキルアップに繋がったと感じています。
当院DMAT隊は様々な訓練に参加し、個々のスキルアップ、チームワークの向上に努め、専門性を生かし、多岐にわたる医療的支援が行えるよう日々精進していきたいと思っております。