去る2~3月に、地域貢献の一環として、管理栄養士を目指す学生の実習を受け入れました。
今回は西南女学院大学より3名、中村学園大学より3名を3週間、九州栄養福祉大学より6名を2週間の受け入れとなりました。
給食管理実習では、衛生管理と安全管理手順を体験しながら美味しい食事提供を行うための実践を行ったり、嗜好調査を通して直接患者さまの声を伺って頂く体験をしました。栄養管理実習では、学生それぞれに患者さまを担当してもらい、栄養必要量の判定や摂取量調査による栄養評価や栄養計画の作成、各種回診の参加、自身で作成した指導媒体をもとに病院管理栄養士のもと栄養指導の実践も行いました。
先日、実習を体験した学生よりお手紙を頂きましたが、その中には、「学生生活とは違い、年齢層も違う多くの職種の皆様と共に『働く』ということは、始めはとても不安でしたが、優しく温かいご指導を受けながら机上の勉強では決して学ぶことの出来ない現場の雰囲気や、貴院の皆様の思いに触れる事ができ、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました」との感謝のお言葉を頂きました。お手紙の最後には、「患者さまを他人とは考えず自分の家族だったらという思いやりの気持ちを忘れず、患者さまに寄り添う事ができる皆様のような情熱と温かい心を持った管理栄養士になれるよう、さらに勉学に励んで参ります」との決意溢れる言葉に、これからの学生たちの益々の検討をお祈りしたいと思います。
実習期間中、ご支援、ご協力を頂きありがとうございました。