乳房撮影(マンモグラフィ)検査とは
マンモグラフィは、柔らかい組織でできている乳房の内部を詳しく写すため、専用のX線装置で撮影を行います。乳がんをはじめとする乳房にできる腫瘍や触診でしこりとして触れないごく早期の乳がん、小さな石灰化病変の描出に非常に優れた検査方法です。
正常 | 乳がん |
検査手順
①検査時は上半身の洋服を全て脱ぎ、専用の検査着に着替えます。
②片方の乳房に対して2方向(または1方向)、両方の乳房を撮影します。
→撮影時には技師が乳房を引っ張ったり、腋を触ったり、背中を押さえたりします。
痛みを伴う印象が強い検査ですが、立体的な形をしている乳房の内部をより見やすく診断に必要な良い写真を撮影するには、乳房をなるべく均等に圧迫し薄くのばして撮影することがとても重要になります。
また、乳房を圧迫することによりX線による被ばくも少なくなります。
当院の乳房撮影(マンモグラフィ)検査
当院は、マンモグラフィ検診施設画像認定を取得しており、年間約300件ほど撮影を行っています。また、検査は検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師の資格を取得した女性技師が担当し、日々装置の精度管理、撮影技術・画質の向上に努めています。