一般撮影検査とは
放射線を使用した検査でもっとも一般的な検査で、X線を用いて胸部や腹部、全身の骨などの撮影を行います(レントゲンとも言います) 。CTと比べて被ばくが少なく、撮影体位の自由度も高いため、画像検査のなかで最も多く行われています。また撮影時間も短く、救急時など全体像をすばやく知る必要がある時にも重要な検査です。
当院の一般撮影検査
当院は一般撮影室が2部屋あり、外来診療や入院中の経過観察、救急センターからの緊急撮影などさまざまな場面、用途で年間35,000件以上の撮影を行っています。
また、2019年7月よりFlat Panel Detector(FPD)と呼ばれるフルデジタルX線システムを導入したことにより、以前と比較して3割程度の被ばく低減が可能となりました。X線照射から画像表示までの時間も短くなり、患者さんの負担軽減に力を発揮しています。
さらに北九州で3台目となるロングサイズのFPDも導入しており、全脊椎や全下肢の撮影も短時間で行えるようになりました。