救急外科
医師紹介
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外科部長
和田 義人(わだよしと)
消化器外科 肝・胆・膵外科
医学博士日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本肝臓学会専門医・指導医
日本肝胆膵外科学会評議員
マンモグラフィ読影認定医
麻酔科標榜医
死体解剖認定医
日本救急医学会専門医
臨床研修指導医
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救急総合診療部医長
下河邉 久陽(しもこうべひさあき)
救急・集中治療 消化器外科
日本外科学会専門医日本救急医学会 救急科専門医
日本DMAT隊員
da vinci 術者 certificated 取得
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西田 崇通(にしだたかみち)
救急外科・一般外科
日本外科学会 外科専門医日本救急医学会 救急科専門医
日本DMAT隊員
特色
一般に外科領域において緊急対応をする病態には‟出血”、“穿孔(破裂)”、“閉塞(絞扼)”、“感染(炎症)”の4病態があります。当院にはがんセンターがあることもあり、これらの4病態が悪性疾患に起因して生じるoncologic emergencyが年々増えています。
当院外科で対応する出血症例の多くは消化管出血ですが、内視鏡的処置が困難な症例や病態的に手術が望ましいと判断する疾患には切除を含めた緊急開腹止血術を施行しています。
✔腹腔内出血症例では、血管塞栓術で対応困難な症例では緊急手術を行っています。
✔穿孔・破裂症例では原則緊急手術を施行しています。
✔閉塞・絞扼は消化器疾患であれば、その多くは胃・小腸・大腸などの消化管です。
✔癒着によるもの、癌などの腫瘍によるもの閉塞があり、減圧チューブやステント挿入などの処置で改善しない症例、腸管壊死が疑われる症例には手術を行っています。
✔腸管の閉塞解除、必要ならば壊死腸管の切除再建や人工肛門造設術を行っています。
✔四肢の急性動脈閉塞に対しては血栓除去術やバイパス術を行こともあります。
✔虫垂炎や胆嚢炎などの感染・炎症例ではガイドラインに沿って保存的治療後に待機的手術や病態によっては緊急手術(ほとんどの症例で鏡視下手術で対応が可能です)を行っています。
✔また感染による膿瘍形成例では切開排膿術や経皮的にエコーあるいはCTガイド下に緊急ドレナージ術あるいは開腹ドレナージ術を行っています。
これらの疾患には24時間いつでも早急に対応しています。
主な症例数の推移
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
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腸閉塞/腹膜炎 | 39 | 59 | 48 | 18 | 24 |
虫垂炎 | 30 | 31 | 35 | 30 | 28 |