取り扱う主な疾患

一般小児内科疾患(症状として、発熱、咳・鼻水、腹痛、嘔吐・下痢、発疹、その他)

日常的小児外科疾患
✔︎鼠径ヘルニア
お腹の中の腸が鼠径部(脚の付け根)や陰嚢内に飛び出して膨らみができます。いわゆる「脱腸」。女児にもあり、女児では卵巣や卵管が出ることもあります。なるべく早く手術を受ける必要があります。

✔︎臍ヘルニア
出生後に臍の緒が落ちたあとが弱くなり腸が皮膚の下に飛び出ます。生後早期なら手術せず圧迫療法が奏功することが多いです。

✔︎肛門周囲膿瘍・痔瘻
肛門周囲の「おでき」。そこから便が出るようになると「痔瘻」。抗生剤ではなく漢方薬が有効です。 

✔︎裂肛
いわゆる「切れ痔」。便を軟らかくする薬や痔疾用軟膏を用います。

✔︎停留精巣
精巣が陰嚢内になく鼠径部やお腹の中にある状態。乳児期の手術が最善です。

✔︎移動性精巣
精巣が陰嚢内と鼠径部を行ったり来たりする状態。慎重な経過観察と場合によっては手術が必要です。

✔︎包茎
包皮を根元の方向へ引っ張っても亀頭を露出できない状態。新生児ではこの状態が普通です。軟膏療法が有効なことが多いです。

✔︎陰唇癒合症
左右の小陰唇が中央でくっついて膣口が見えない状態。外来での簡単な処置で解決します。

✔︎体表腫瘤
ほとんどが良性だがなるべく手術して診断を確定させることが望ましいです。
 
✔︎小外傷
縫合処置や必要な検査も行います。

予防接種(子宮頸がんワクチンも含まれます)

乳幼児健診

在宅の医療的ケア児への訪問診療
病児・病後児保育(当法人職域内)