今年は、3月に入っても、寒い日が多く、桜の開花が遅れると予想されていましたが、3月25日を過ぎると、あっという間に開花しました。青空に映えて咲き誇る桜は、日本の春になくてはならないものです。
4月になり、コロナ禍を挟んで何年ぶりでしょう。お花見ドライブが実現しました。
日ごろ屋内で過ごす時間が長い皆様は、満面の笑顔で出かけられ、口々に感激を語っておられました。桜だけでなく、子供や学生が行き交う街の喧騒も楽しいものであったようです。
入所者の平均年齢は90歳となり、100歳を超えた方も常時5人ほどいらっしゃいます。施設内の高齢化に伴い、いわゆる“フレイル”状態の方が多くなり、筋力低下に伴う転倒、認知機能の低下、易感染性などの変化が起きてきます。
様々な疾患に対する対応、身体機能低下に対するリハビリはもちろんですが、精神的な安定、満足感が多く、笑顔の多い日常を提供できればと願っています。
皆様それぞれに、山あり谷ありの長い人生を生きて来られ、ここに共に過ごされていますが、少しでも笑顔が多く、生きててよかったと感じることが多くあってほしいと願います。
コロナで、面会もままならなくなり、“人間関係の分断“が問題にされて久しいですが、今年こそ、笑顔の多い充実した生活を取り戻せればと願っております。
皆様、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
あ暖かく質の高いケアを提供します。
・インフォームドコンセントを重んじ、納得のいく説明と同意に努めます。
・身体的のみならず、精神面にも配慮した全人的ケアに努めます。
・在宅復帰を目指し、ひとりひとりの状態や段階に適切なケアプランの立案に努めます。
・各分野の専門職員がチームを組んで問題解決にあたります。
・人としての誇りと尊厳を大切にし、身体拘束をしないケアを実践します。
や優しく、丁寧なリハビリテーションを行います。
・リハビリテーションスタッフの充実を図り、個人に応じた専門的リハビリテーションを行います。
・全ての職員がQOL向上の為、生活リハビリテーションにかかわります。
めめきめきと元気がでる、おいしいお食事をお楽しみ下さい。
・五感で楽しめる食事、季節感を取り入れたメニューを重視します。
・可能な限り個人の要望に応えたメニューに努めます。
・食品衛生を第一にします。
ののびのびと自分らしい生活、個性を大事にします。
・レットミーディサイド(自己決定)を尊重します。
・できる限り個人の特性・事情に配慮し、個別的な対応を致します。
・癒しの環境の整備に努めます。
さサービスの向上をめざして、常に自己研鑽に努めます。
・異なる利用者の高いニーズに答えるために、品質マネージメントシステムを絶えず改善・進歩させることに努めます。
・毎年ひとつ、すべての職員が自己研鑽の課題を設定し、取り組みます。
とともに手を繋ごう、高齢者とその家族、ボランティア、職員、地域の和。
・ご利用者、ご家族と良いコミュニケーションをとり、ケアプランを共有しお互い納得のいくケアやリハビリを行います。
・地域ケアの中核施設として、医療福祉施設及び地域の皆様との連携、交流に努めます。